ブラックホールで地球滅亡のお知らせ

知らない間に地球がやばい状況に陥っていたみたい。

まあカウントダウンを見なくても分かり易いもので、日本時間で8月8日午前0時、
つまりちょうど日が変わるころに実験がスタートする予定っぽいです。
もし危惧されているとおり、生成されたブラックホールが周りの質量を巻き込み巨大化し、
地球をも飲み込んでしまうとなると、その時点で人類の歴史はいったん終了です。
理論上は安全といわれていますが、理論と現実は必ずしも一致しないことはそれこそ歴史が証明しています
本日、ブラックホールが誕生します されど空の青さを知る

え、まじで?今日じゃん。てかもう過ぎてるじゃん!
こんなやばいのは止めないといけないでしょって思ったらやっぱり止めようとした人たちがいたみたいで…

【Technobahn 2008/6/26 18:49】欧州原子核研究機構(CERN)がスイスとフランスの国境沿いに建設を行った大型ハドロン衝突型加速器「Large Hadron Collider」で予定されている極小ブラックホール生成実験を行った場合、ブラックホールが周囲の物質を取り込みながら成長し、最終的には地球をも飲み込む程に成長。地球崩壊をもたらす原因になるとして米国に在住する元原子力関係者が実験開始の一時停止を求める仮処分をハワイ州地方裁判所に提訴してた訴訟に関連して、米国政府は24日、裁判は無効だとする抗弁書を裁判所に提出した。
LHCの実験停止の仮処分申請は無効、米国政府が裁判所に抗弁書を提出 technobahn.com

これが6月のことで、この申請は却下されたとか。ブラックホールって人の手で創れるんですね。凄い。
それにしても、原告の科学者は地球が滅びるかもしれないから実験をいったん中止してくれという言い分で、CERN側はナンセンスって。どっちが正しいんだろう。やってみなきゃ分からないっていうことなんだろうけど、やってみてやばかったらもう後の祭りなんだよね。
問題のCERNのHPを見てみると…

CERN announces start-up date for LHC
Geneva, 7 August 2008. CERN1 has today announced that the first attempt to circulate a beam in the Large Hadron Collider (LHC) will be made on 10 September.

ジェノバ、2008年8月7日 我々CERNは本日、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)でのビーム加速実験の最初の試みを9月10日に行うことを発表致しました。
ん?9月10日なのか?なんだ、まだ時間あるな…
今のところ、すぐ死ぬことはなさそうなのか?

Starting up such a machine is not as simple as flipping a switch. Commissioning is a long process that starts with the cooling down of each of the machine’s eight sectors. This is followed by the electrical testing of the 1600 superconducting magnets…

このような装置を稼動するということは、単にスイッチを入れるというような単純なものではない。装置の8箇所のセクターを冷却するところから始まる、長い過程が必要なのだ。そのあとさらに1600の超伝導磁石の電気試験が行われ…